エキナセアの株分け

10月も中旬、平均気温が下がってきました。

 

 北米原産でインディアンのハーブと呼ばれるエキナセア、冬は地上部が枯れるキク科の宿根草です。

 

 茨城県の太平洋沿岸で、比較的北部に位置するこの地方では、冬は降雪はありませんが、最低気温気-5℃くらいまでは下がります。耐寒性とされる植物でも枯れてしまうものが多くあります。

 エキナセアは、以前は、掘り起こしてハウスの中で越冬させていましたが、露地の畑で枯れ草などでおおってやると越冬できることがわかりました。

 

 秋の収穫分を切り取った後、スコップで株分けしてやりました。

 

 地上部と根がつながって残るように、スコップで勢いよく上から切断してやります。うまく切れないときは、刈込鋏などで切ってやります。地上部が残っているときに根付いてくれたらと、この時期にしてみました。

 

 まだ地上部が残っていますが、12月に入るとすべて枯れてしまいます。

 

 来春新芽を出してくれることを願っています。