セージの加工

 一例としてセージをドライハーブに加工する工程をご紹介します。カモミールの加工は下記です。

 セージのように、比較的小さな葉のハーブは、ある程度の枝ごと収穫して持ち帰ります。


 刈り取った枝は、そのまま1時間ほど水にさらします。

こうすることで、葉をシャキッとさせるとともに、汚れなどをうかせます。


 流水で、汚れなどを落としながら、乾燥機用のパレットに葉を敷き詰めていきます。目で確認しながら痛んだ葉などを取り除きます。

 これを、乾燥機で約60度の風を循環させて10時間かけて水分を飛ばします。


 乾燥させた葉を破砕機で細かくした後、脱酸素剤を入れてパッケージします。


 セージの葉は細かくすると、繊維の関係で「もぐさ」のようになります。

 オリジナルドライハーブ・セージ・リーフ、一袋20g入りですが、セージの葉約300枚が使われています。乾燥食品用チャック付きスタンド袋(160mm×100mm)なので、ビンなどに移し変えなくても保存できます。

 

 涸沼ハーブの里の製品は、加工月から一年間の賞味期限とさせていただいています。

 

 なお、商品をご希望の方は、こちらをご覧ください。


カモミールの加工

ジャーマンカモミールは6月中旬頃から直径2cmほどの小さな花をつけます。

花の中心部分がふくらみ、花びらが反り返ると収穫のサインです。


 花の部分をつまんで引っ張ると、簡単に収穫できます。

小さいので収穫作業は手間がかかります。

これで、約8,000個です。

 

 収穫した花を加工場に持ち帰り、1時間ほど水にさらします。

 何度が水を替えて、汚れや、間違って摘み取った花の開いていないものなどを取り除きます。

 花びらはしっかりしていて、けっこうジャブジャブすすいでも花から離れることはありません。


 乾燥機用のパレットに花を広げます。

 

 これを、乾燥機で約50度の温度で温風を吹きかけ10時間かけて水分を飛ばします。


脱酸素剤を入れて、パッケージします。


一袋15g入りですが、カモミールの花約700個が使われます。

 

涸沼ハーブの里の製品は、加工月から1年間の賞味期限とさせていただいています。 


商品希望の方は、こちらをご覧ください。